平成29年度ながのまちづくり活動提案公開審査会

市民自らが地域の課題に取り組む活動を応援する

「ながのまちづくり活動支援事業」は今年で15回目となりました。

それぞれが工夫を凝らして5分間のプレゼンテーションで想いをぶつけました。

結果、今回推薦をもらえた団体は4団体でした。

 

得点トップは「ウェルカム三才児プロジェクト」

北しなの鉄道三才駅を訪れる親子を迎えるおもてなし活動を中心に

子どもにやさしい地域づくりを目指して活動。

自立を目指して本事業最終となる「ジャンプ」コースに申請しました。

プレゼンテーションには、世代を超え、性別を超え、生物を超え?

中学生やゆるキャラのさいまるくんも登場。場を盛り上げました。

 

第2位となったのは、「NPO法人エコライフ・プロジェクト信州」

川中島地区を拠点とし、耕作放棄地や遊休農地の活用を核として、地域コミュニティーづくりに取り組んでいます。

今回は「ステップ」コースに応募、米作りだけでなく、畑にも活動を広げていくそうです。

今後、自分たちの活動で得たノウハウを他地区へ波及させ、川中島地区全体を盛り上げていきたいと抱負を語りました。

 

「NPO法人まめってい鬼無里」は閉鎖になってしまったパターゴルフ場と併設の施設を活用して、

自然体験や食を通じた交流を仕掛けます。

楽しく学べるプログラムを企画し、地区内外から親子などの人を呼び込もうという作戦です。

せっかくある施設をこのまま眠らせてしまうのではなく、財産として利活用する提案でした。

目指すのは“アウトドア公民館”だそうです。

 

「運動公園東団地遊園地『いこいの会』」は人が集まらなくなった公園を花壇づくりで活性化、

地域のコミュニティの拠点として活用する取り組みを進めています。

昨年に引き続き、活動をさらに充実させるため、「ステップ」コースに応募。

子どもも高齢者も地域みんなで公園を作る企画を実施していきます。

 

最後に審査員からは、

「どの活動も若い世代への活動の引継ぎを」

との意見や、

「今後のさらなる広がりと自立への道を切り開くこと」

への期待が語られました。

 

今後も、みなさんの活動をセンターとしても応援していきたいと思います。