【取材しました!】シンポジウム『明日の大岡を考える』

【取材しました!】
大岡地区、大岡文化センターで開催された
シンポジウム『明日の大岡を考える』
におじゃましました。

会場は地区内外から集まった人で、ほぼ満席。
地区で暮らすみなさんや行政関係者他地区の住民自治協議会関係者、長野大学の大学生などなど。
熱気に包まれています。

主催したのは大岡ZAPPAKUの会。
地区内の有志の集まりです。

まずは、講演。
講師は小田切徳美さん。
著書「農山村は消滅しない」で有名です。
演題は「見えてきた、地域再生」。

「過疎」「中山間地」「限界集落」
この三つの言葉は造語です。
その言葉が生まれた背景には時代の流れとともにできた
三つの空洞化に起因しているという話から始まりました。
他県の事例を提示しながら、
今、農山村に吹いてきた追い風を逃さず、
集落運営の在り方を考え、新たな仕組みづくりをしていくことが大切。
と話しました。

後半はグループに分かれて意見交換。

コーディネートは
長野大学環境ツーリズム学部准教授相川陽一さんと
信州大学産学官連携・地域総合戦略推進本部研究員の新雄太さん。
二人とも大岡とは縁のある方たちです。

意見交換の後は、それぞれのグループから小田切先生に質問を投げかける形式で進められました。
・Iターン・Uターンの横のつながりをどうしたらいいか?
・行政と住民の良好な関係作り
・農業と地域おこしの結びつきをどうつくるのか?
などなど。

小田切先生は、どんな質問が来ても的確なアドバイスを返し、
参加者は納得の表情。

これを受け、今後大岡がどう動いていくのか楽しみです。