2/14長野市生涯学習センターにて、シリウスの会が主催する講演会「発達障がいについて学ぼうー過剰適応を中心にー」が開催され、支援者や保護者など多くの市民が参加しました。
「不適応を考えるとき、個体と環境のバランスを考えることが重要」と講師の信州大学医学部教授・本田秀夫さん。
個体の原因だけを注視し、環境条件が個体に合っていないにもかかわらず、自分自身を押し殺して周りに適応しようとする『過剰適応』によって二次障害をおこす当事者が多くいるそうです。
一般の人とのコミュニケーションの取り方の違いなどを説明しながら、当事者への理解を求めました。
後半には、長野県教育委員会事務局の馬場博雄さんを回答者にして、教育現場などでの困りごと相談会が行われました。
「子ども(当事者)のいいところを親自身が知って認めていることが大切」と馬場さん。
子どもに合った環境づくりをするために、まずは味方を見つけることから始めてほしいと、長野県教育委員会の心の支援課や、各学校のスクールカウンセラーへの相談を呼びかけました。
長野県教育委員会 心の支援課
https://www.pref.nagano.lg.jp/…/g…/soshiki/shienshitsu.html…