【まんまる事業レポート】
地域まんまるin大豆島
「介護している人の声を聞きたい!!」
2月7日(金)、大豆島地区にて地域まんまるを開催しました。
市内外から44人が参加しました。
各地域では、介護者のための支援事業をいろいろとやっていますが、
「人が集まらない」
「何をしていいかわからない」という声がありました。
大豆島地区も例外ではなく。
今後、地域で介護者を支えるために必要な場は?必要な支援は?
まずは集まって話したい。スタートはそんな感じでした。
事前に他地区の方やNPOの方と作戦会議をして、
「やはり介護している当事者に来てもらって話を聞く」
これだ!!と。
介護者&介護経験者をピンポイントで誘い、当日を迎えました。
当日、びっくりしたのは、当日参加で介護者や経験者の方がたくさん来てくださったことです。
まずは、社協が進めている「介護者のつどい」がどうして始まったのか?その歴史をひも解いてみました。
続いて、認知症の人と家族の会の活動についてお聞きしました。
その後、小さなグループになって、当事者の方のお話を聴くというのがメインのワークショップ。
中には涙なしには語れず、涙なしには聴けないグループも。
参加者の中には地域包括支援センターの方や、介護職の方、地域福祉関係者、民生委員などいろんな方がいらっしゃいましたが、みなさん「生の声を聴けて良かった」と。
当事者のみなさんは「話を聴いてもらえてうれしかった」「話せてよかった」と言ってくださいました。
やっぱり話せる場、聴いてもらえる場が必要なんだと痛感しました 。
そして、
「介護しながらでも、ボランティア活動をすることで精神的なバランスがとれる」という意見は新鮮でした。
「介護している人に何か頼んではいけないのでは?」とどこかで思っていた人も多かったと思います。
たくさんお話しして下さったみなさん、ありがとうございました。
それぞれが職場や地域に持ち帰って今後の活動につなげてくださると思います。