2月14日(日)、消費についてエシカルやフェアトレードの観点から考える交流会「バレンタインDAYにチョコっと市民活動💛」を開催しました。
会場である善光寺表参道の雑貨店cuble(キュブルー)に、30代から70代までの参加者7人(なんとall女子☆)が集まりました。
「フェアトレードって聞いたことがあるけどよく知らなかったので」「キュブルーで買い物をしたことがあり、その店長さんのお話を聞きたい!」「誘われてとりあえず来てみた!」「チョコが好きだから」など、参加したきっかけはさまざま。
最初はキュブルーの店長祢津厚子さんから、フェアトレードとはどういうこと?どうして今フェアトレードなの?という話を聞きました。
・フェアトレードとは「公正な貿易・取引」を意味し、フェアトレード商品とは公正な取引を元にできた商品のこと。生産地が日本であっても海外であっても、そもそも公正に取引ができて当たり前なのではないか。
・フェアトレードの認知度はだんだん上がっているが、まだまだ。
・自分が手にした商品がどんな風に作られたのかなどと考えてみることが大切。
・フェアトレードだから購入する、のではなく、商品そのものに魅力があるから購入するようになってほしい。だからこそキュブルーでは、「フェアトレードだ」と特別に分けたり明記しているわけではない。
といった取り扱うお店ならではの視点の話もありました。
その後は店内を回り実際に商品を手に取る時間も。開店前だったので、完全貸し切り状態!特別な時間になりました。
最後は感想と「自分たちにできるエシカル」に自由に意見を出しあい交流しました。
「今は洋服の値段も下がり、フェアトレード商品(特に洋服)は価格が高く感じる」といった率直な感想もあり、
・今より商品を購入する人が増えればロットも増え、手に取りやすい価格帯になるだろう
・高いものではあるが、それだけ考え購入したものは長く大切に使うのではないか。長い目で見てどうか、で考えたらまたその価格に対する感覚も変わる。
・無理することはない。価格ではない。手にしたものを丁寧に大切に使う、それが大事なのではないか。
とたくさんのやり取りがありました。
自分にできることは、
「買い物は投票なんだ!(#Earthおじさん)」
「着られなくなった洋服も、すぐに捨てるのではなく有効活用してもらえるように考える・古着屋の活用」
「友人にもエシカル消費について勧めたい」
「物が作られたその奥も少し感じてみる」
など葉っぱやハートのふせんに書かれ、エシカルの木ができました。
センターにも貼ってあります。ぜひ見に来て、みなさんのエシカルも教えてくださいね。
当日はabnさんの取材も入りました。その様子もどうぞご覧ください。https://www.abn-tv.co.jp/news-abn/?detail=00030855