「認定NPO法人長野犯罪被害者支援センター」を知っていますか??

ある日突然、自分が、身近な人が、犯罪被害者になってしまったら……

被害者になってしまい、心もお金も苦しくなってしまったらどうしたらいいのだろう…。

考えたことはありますか??

その可能性はだれにでもあります。

「犯罪の被害にあった方の多くが苦しみ続け、精神的にも経済的にも辛い状況に陥り、二次被害を出してはいけない」そんな想いで長野犯罪被害者支援センターは、1999年に設立されました。

弁護士や医師、警察OB・OG、臨床心理士などといった専門家や、専門研修を修了した支援活動員というボランティアが支援活動をしています。

主に電話や面談による相談対応、裁判所などといった必要な機関への付き添いなどさまざまな形で被害者に寄り添っています。

「相談はすべて状況が違います。一つ一つの案件に応じて」と話すのは、事務局の吉池陽子さん。

吉池さんは警察官OG。退職し子育てしている中でも「被害者になり苦しむ方になにかできないか」とセンターに入職。事務局として支援活動員として被害者の支援活動をすると同時に、「犯罪のない社会」を目指しています。

事務局として力を入れている事業の一つとして広報・啓発活動です。

吉池さんは、「まだまだセンターのことを知らない人は多いし、気軽に相談できる場所だと知ってもらいたい。また被害者の苦しみを少しでも知ってもらい、犯罪のない社会をみんなで目指していけたら」と意気込みます。

また、現在は外国籍の方からの相談はほとんど寄せられていませんが、隠れたニーズとして存在すると話し、「言語に堪能な人は今は…あまりいません(笑)が、他の機関ともつながりをつくって対応できるようにしていきたい」と笑顔で話しました。

気さくなセンター事務局や支援活動員のみなさんでしたが、真摯に被害者の方々に向き合っていることが伝わってきました。

2021年度は今までと違う啓発活動も考えているそうです。

犯罪で苦しむ人がいなくなるように。みんなが笑顔でいられる社会を目指し、今日も犯罪被害者支援センターは活動しています。

ぜひウェブサイトものぞいてみてください

http://nagano-vs.net/