高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、「市民科学者」として、核・原子力の問題に力を尽くし、2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志に基づき、「市民科学」を志す市民やグループへの助成を行います。
高木仁三郎の生涯のテーマであった、核・原子力はもとより、有害化学物質による環境汚染や健康への被害、廃棄物の処分、生物多様性の減少、気候変動と激甚化する自然災害、自然資源・生態系サービスの喪失など、多岐にわたります。
さらに、IT技術の進化・普及とともに産業や経済のグローバル化が加速する一方で、排外主義が広がり、領土や資源をめぐる紛争も絶えることなく、安全保障や平和構築のあり方も複雑化しています。
高木基金では、特に、このような問題意識で社会的な課題に向き合おうとする若い世代の方々を応援したいと考え、2020年度から「若手研究支援枠」を設けています。
詳しくはチラシおよびホームページをご覧ください。
助成応募の方法|高木仁三郎市民科学基金 (takagifund.org)
応募期限:5月7日(金)21:00
この枠では、現時点で、調査研究計画や成果発表の見通しが確立していないとしても、社会的な課題に真剣に向き合い、現実の問題から学ぼうという意欲や姿勢を重視したいと考えています。多くの方からの意欲的な応募を期待しております。
なお、高木基金の助成に、初めて応募をする方は、応募前に、メールまたは電話にて事務局への事前相談を行った上で正式の申込をすることをお勧めします。
問い合わせ:
認定NPO法人 高木仁三郎市民科学基金
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