高校生・大学生が地域活動を体験するプログラム「ながの地域まるごとキャンパス」の様子をお届けします!! 大豆島地区住民自治協議会が月1回開催する乳幼児親子向けの子育て広場「まめっこサロン」の活動に、4人の高校生が参加しました。8月3日のサロン本番を前に、学生たちは主催である同地区の地域福祉ワーカーの平野歌織さんから、サロンの目的や様子を聞き、当日どんなことをするのかを考え各自で準備してきました。
迎えたサロン当日。集まった学生たちはやや緊張気味。学生同士の会話もぎこちないまま始まりました。まずは紙芝居。学生が手書きで作ってきた紙芝居は、既存のお話をアレンジしたもの。話に合わせて、「おおきくなあれってみんなで言ってみよう」と学生が呼びかけると、子どもたちも一緒になって「大きくなあれ、大きくなあれ」と掛け声をかけていました。 その後は手遊びや花摘みゲーム、ダンスと、学生たちによって次々と繰り出される催しに、子どもたちも保護者も楽しんでいる様子でした。 最後は手作りのアンパンマンのお面のプレゼントもあり、子どもたちは大喜び。お面を作ってきた学生は「準備は大変だったけど、子どもたちがとても喜んでくれたので、もう充分。心から嬉しい」と笑顔で話す姿からは達成感を感じられました。
そして終わりの時間に差し掛かる頃にはいつの間にか始まった鬼ごっこ。子どもたちも高校生もみんなで一緒になって遊ぶ姿を見ていた母親は、「さすが高校生。自分はあそこまで走ったりできないし、思いっきりお姉さんたちと遊べて、子どももとても楽しそう」。平野さんは、「今年は学生のみなさんにお任せした部分が多くあり、どうなるかな?と始まるまでは思っていましたが、とてもいい時間になった。高校生に来てもらえて本当によかった」と話しました。また、活動を終えた学生は「保育士を目指して今の学校に入ったが、コロナもあり実習もできず、意欲が下がっていた。こうして実際に子どもたちと接することができて、またこれから頑張ろうという気持ちになった」と話しました。
学生たちは学校ではないところでの体験に手ごたえを感じたようです♪
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