【参加者レポート】じぶんのカタチワークショップ~親子で描く一枚の絵~

 

10月22日、市ふれあい福祉センターで、親子で楽しく絵を描きながら里親のことを知ろう!という趣旨のワークショップが開催され、市内の幼稚園から小学生の親子3組が参加しました。

ワークショップは、まず大きな紙に子どもが寝っ転がり、「じぶんのカタチ」にふちどります。

 

ふちどられた姿に親子で思い思いに色付けしていき、1枚の絵を完成させます。このワークショップは、長野県出身のイラストレーターTOMOTAARTSさんから色使いなどのアドバイスを受けながら親子で大きな絵を完成させました。

「こんな思い切って絵を描いたり色を塗ったり、なかなか普段はできない」と親子ともども色塗りを思いっきり楽しんでいました。

絵を完成させた後、里親についてのビデオを見て説明を受けました。参加した小学生は「里親って言葉を初めて聞いた。大きくなったとき、子どもを育てられないと悩んでいる友だちがいたら教えてあげたい」と話しました。また、参加者の父親は、「養育里親と養子縁組里親の違いを知った。今まではそれらすべて一緒に考えていたし、どこか他人事のようにも思っていたので、今回参加してよかった」と話しました。

里親制度を知るきっかけになればと開催した、長野県里親支援専門相談員北信地区連絡協議会。里親という言葉は今とても聞かれるようになったが、里親制度について正しく理解されているのか疑問視する場面も多くあると言います。「里親里子を支える地域を作っていくためにも、正しく制度について理解する人が増えてほしい」と、企画担当者は話しました。

次回は12月。今度は書道とのコラボ企画です。どんなものになるのか、楽しみですね。