【市民活動レポート】大学生発!「作るエシカル料理教室」

こんにちは!まんまるスタッフTです。

私もエシカルについては関心があるので、エシカルをテーマにした料理教室があると聞き、さっそく取材にお邪魔しましたので、レポートをお届けします!!

10月29日、エシカル消費について考えながら料理をする「作る!エシカル料理教室」が、長野県立大学象山寮で開催され、小学生から社会人まで約15人が参加しました。

冒頭に主催者から、「自分なりにエシカルについて考えてみながら料理を楽しんでください」とあいさつがありました。講師は、一般社団法人日本キッチン育児協会代表理事であり、ゆめママキッチンを経営する大口知子さん。簡単で栄養満点なエシカル料理を教えてもらいました!

メニューは

・キャベツと豚バラの塩昆布蒸し

・豚バラの醤油麴焼き

・かぼちゃサラダ

・味噌汁(ここまで本当に豪華!!!)

参加者は3つのグループに分かれ、「キャベツ蒸し担当ね」「調味料計ってきます」などと協力しながら料理をしていきました。

地元産の野菜を使ったり、ロスを出さないように買い方や調理に気を付けたり。

「これは、ここがエシカルなんじゃない?」

「ラップの量をできるだけ少なくするにはどうしたらいい?」など、参加者はそれぞれがエシカルとはなにか?を考えながら作業を進めている姿が印象的でした。

また、終始参加者同士が楽しそうにコミュニケーションをとっており、とても和やかな場になっていました。

この企画の主催者は、県立大学の行徳ゆりなさん。

行徳さんは、地域まるごとキャンパスを通じ、NPO法人みどりの市民が実施するエシカルの広報活動に大学一年生のときに参加しました。以来、さまざまな取り組みに参加、参画し、「エシカルって、これだ!という答え・正解があるものではない。自分なりのエシカルの形を見つけて、十人十色のエシカルを楽しんだらいい」という考えにいきついたそうです。

今回は、行徳さんのその想いが凝縮したイベントとなりました。

「今回の調理教室では、「これがエシカルだよ!」と情報を伝えることはほとんどせず、参加者どうしの会話のなかで自分なりのエシカルを探ってもらいました。わいわい語り合う時間をつくれて、本当によかったです。運営に関わってくださった方、参加者の皆さんに助けられて、完成したイベントでした」と感想を話してくれました。

エシカルは、直訳すると「倫理的な」という意味があります。エシカル消費は、「倫理的な消費=より広い視野で、「人や社会、地域、環境などに優しいモノ」を購入する消費行動」という意味を持ちます。

みなさんの普段の消費行動の基準はなんでしょうか?

そこにエシカルの視点はありますか?

自分なりのエシカル基準を持つためにも、ぜひ「エシカル消費」について考えてみてくださいね。