【取材レポート】若者の生きづらさについて考える意見交換会

こんにちは!スタッフHです。
12月9日に開催された「第3回 若者の生きづらさについて考える意見交換会」に参加してきました。今回は3回目ということで、前回も登壇していただいたhanpoの草深さんから前回の振り返りを伝えていただきました。

その中で印象的だったのは、「生きづらさとは自分ではどうすることもできないこと(きょうだいや年齢など)で比較されること。大人も生きづらそうにしている」でした。

今回は3名の当事者から、生きづらいと思ったことや自分の生きづらさを柔らかくするために何をサポートして欲しいのか、などお話を聞きました。

高校生からは「毎日、決まった時間に起きて、登校することが周りはできているけど自分には理解できない」という話を聞きました。親が悲しい顔をしているのをみて、申し訳ない気持ちになったそうです。それぞれの生きづらさを柔らかくするためのサポートとしては、「そんなときもあるよね」と受け止めてほしい、言葉に詰まったら待ってほしい、と具体的な話を聞くことができました。

後半は4グループに分かれて「若者たちの生きづらさを〇〇したい!」というテーマで、それぞれのグループで若者の生きづらさに対する課題や行動を考えるワークショップを行いました!

年齢も立場も違うメンバーとのワークショップ。
想いのあるメンバーが集まっているので、行動までまとめられず時間が足りないくらいでした。
今回の目的は、若者の生きづらさに対して解決策を出すのではなく、生きづらさを柔らかくするために自分は何ができるのかを考えること。
グループごとの発表も様々な考えがあって新鮮でした。
私が参加したグループも最後の行動を出すことはできませんでしたが、生きづらさに対する問いの答えは一つではない、だからこそいろいろな立場の人が集まって、想いを寄せ合うことが大事だなと感じました。

参加されたみなさん、ありがとうございました!

イベント主催:学びの拠点fourth place(特定非営利活動法人 長野県NPOセンター)