長野駅から北に約5㎞にある浅川地区は、山間地域と町が共存する地域。ループ橋をはじめ、浅川ダムといった施設や、豊かな自然と、さまざまな資源を持ち合わせています。
アサギマダラ蝶が飛来しています。
この浅川地区で活動するチーム・フロンティア浅川を取材しました。
「あなたが主役 夢と希望にあふれるふるさと浅川をめざして」をコンセプトに掲げ、浅川ダム周辺の遊歩道の整備や遊歩道沿いへの植栽、浅川小学校や北部中学校との協働など多様な活動を展開しています。
会の最初の活動は2015年。ループ橋やブランド薬師、浅川ダムの周辺整備活動が始まりでした。
「ふるさとを盛り上げたい」という気持ちから、仲間が仲間を呼び、今では54人の会員を有する団体となっています。
桃源郷を目指した花モモの植栽、アサギマダラ蝶を呼ぶフジバカマ苑の整備、遊歩道の整備といった力仕事を得意とする方や、会の収入源にもなっているハックルベリーを育てたり、収穫した実のヘタ取りといった細かい作業をする方など、会員それぞれが自分のできること、得意なことを活かして活動しています。
「郷土にできたたくさんの資源を活かしたい、という思いで活動しています。多くの人に浅川を歩いて巡ってもらい、素晴らしさを知って楽しんでもらいたい」と代表の竹村美岐雄さん。
会全体の活動としては、20回弱。それに加えて、メンバーがそれぞれ自主的に、気づいたところを気づいたときに・できるところをできるときに動いて活動しているそうです。
「毎日のように草刈りしてくれているメンバーもいるよ」というので驚きですが、そういった一人一人の熱い思いが地域を創り、守られていくのだと感じました。
ウォーキングマップを持って地域を歩いてみては?素晴らしい景色はもちろん、チーム・フロンティア浅川のメンバーにも会えるかも!
取材に快く応じていただいた、左から下村守昭さん・西澤拓美さん・竹村美岐雄さん・北條昭吾さん
浅川のことをもっと知りたい方は、浅川地区住民自治協議会のページ(長野市)
▼左はフジバカマ、右は花モモの植樹作業