飯田市で社会起業家を支援をしている田辺大さんと、
同じ飯田市の高校三年生山下啓介さんが「できるかぎりカタカナ禁止の帰国報告会2024」と題し、3月ハーバード大学(固有名詞OK)で開催された「社会事業大会」に参加し、帰国報告会を開催しました。
さまざまなカタカナでの単語が横行していますが、それらを日本語に直して報告するというなんとも面白い企画。
田辺さんからは、その事業大会の内容をシェア。たくさんの写真を交えた形で報告されました。
高校生の山下さんからは、今自分が取り組んでいるビジネスプランについての説明。
南信地域特産の「市田柿」を製造する際に、700万円かけて破棄する柿の皮が、「牛のげっぷ」に含まれるメタンガス(固有名詞:和名「沼気(しょうき)」を減らすことに着目。
(メタンガスは温室効果ガスの一つといわれ、日本のメタンガス排出量のうち家畜のげっぷが25%を占めるといわれています)
柿の皮の粉末を餌として牛に与えると、胃内部のメタンガス濃度が、
乳用牛で6分の1、肉用牛は4分の1以下に低下すると確認されています。
「これはいくつも社会解決につながり、解決することでよりよい地球環境をつくることになる」と山下さん。
事業大会でも、自身は英語が不得意ながらも、積極的に参加外国人と話し、事業説明をされたそうです。
山下さんが取り組む飯田市のビジネスプランは、大人も大いに刺激になりました。
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百聞は一見に如かず!
当日の様子を動画にまとめました。ぜひ、ご覧ください。
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