【NPOカフェまんまるスピンオフ】長野少年鑑別所見学ツアーを開催しました!

8月22日長野少年鑑別所と見学ツアーを協働開催し、市内に住む8人が参加しました。

冒頭長野少年鑑別所や地域援助の一つである、法務少年支援センターの様子について説明がありました。

その後は鑑別所内を歩いて回り、実際に少年たちが暮らす部屋や運動したり本を借りて読むことができる場所、相談スペースなどを見学しました。説明の中には、扇風機などのコード系は短くするなどの工夫があるなど、参加者も熱心に話を聞きながら回りました。

また、今回は中庭も見学することができ、参加者は「意外と庭が広いなぁ」などと感想を話しました。

最後に感想のシェアと質問タイム。

質問の中で、「国語辞典があるのはなぜ?」という問いには、少年たちが手紙を書くときに「漢字を書きたい」「漢字で書かないとちょっと格好がつかない…」といった思いから、自ら辞書を片手に手紙を書くケースもあるそうで、需要も高いとの回答。

「色があまりなくてさみしい気がした」「タイムスケジュールがあることで息苦しい生活にはならない?」「入所者同士のコミュニケーションは?」など感想が出ました。

議論の中で最後に、同鑑別所朝比奈卓所長から、「犯罪は、本人の問題だけではなく、社会が生み出すものもある。そういった社会の意識醸成のためにも講演会などの法教育は大切」と話がありました。

7月のNPOカフェまんまる「罪を繰り返さないため市民活動ができること」のスピンオフ企画となった今回。前回に引き続き興味を持ってくださった方も多く、意義ある会になりました。

 

ご参加のみなさま、ありがとうございました。